» ごみ処分の基礎知識 » 会社や店舗における不用品の処分について

会社や店舗における不用品の処分について

会社や店舗を移転・リニューアルする際、やらなくてはいけないのが不用品の処分。社内には自分たちの判断で処分することが難しいものもたくさんあります。例えばパソコンやハードディスク、OA機器。これらの中には絶対に流出させてはいけない社外秘の機密文書が大量に眠っています。情報漏えいのないよう、適切に処分できる業者に任せましょう。セキュリティ対策がしっかりしている業者であれば、情報が漏れないよう機器本体を壊し、データを抹消してから処分してくれるので安心です。

また、意外に面倒なのがお祝いでいただいた花や観葉植物。大体は樹木だけではなく土と植木鉢がセットになっていますが、これらはすべてまとめて処分できる訳ではありません。社内で処分しようとすると分別するためにかなり広いスペースが必要になりますし、植木鉢などは細かく砕いて捨てなければいけないこともあります。花や植物くらい、と思うかもしれませんがなかなか大変です。社員に任せるのではなく、植木鉢やプランターに入った観葉植物、増加、造花、生け花、花壇の花などさまざまな形態の植物を回収してくれる業者を呼んだ方が確実かつスピーディーでしょう。もちろん枯れてしまい、捨てるに捨てられなかった花や観葉植物も引き取ってもらえます。

店舗の閉店や改装を理由に大量の什器や厨房機器を処分しなくてはいけないときも、業者に任せるとスムーズ。小さいものなら自分で粗大ごみに出すこともできますが、業務用冷蔵庫のような産業廃棄物は廃棄物処理法に基づいて適切に処理する必要があるからです。産業廃棄物を処分する場合には、排出者に対して責任が伴います。委託先の業者が不法投棄をした場合、排出者に責任が及ぶこともあるので注意してください。最近は比較的安く購入できる業務用冷蔵庫の通販サイトなどもあるので、店舗の移転・リニューアル時には処分して買い替えてしまった方がいいでしょう。

業者が用意しているプランによっては、不用品の処分だけではなくオフィス内の片付けまでまとめてやってもらうこともできます。不用品の中にリサイクルできるものがあるとそれを買取ってもらえる可能性もあるので、ぴったりのプランを選んでみてください。

Copyright ©dogpara.com All rights reserved.